磁性材料

磁化率χが負で、その大きさが10⁻⁵程度とごく小さい物質の磁性はどれか。

  1. A反磁性
  2. B常磁性
  3. C反強磁性
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正解:A. 反磁性

反磁性は、磁界をかけると電子の軌道運動が変化して、磁界と逆向きの弱い磁化が生じる性質で、χは負、大きさは10⁻⁶〜10⁻⁵程度です。すべての物質がもつ性質ですが、不対電子をもたない銅、水、多くの有機物ではこれだけが現れます。常磁性は、ばらばらの向きを向いた原子の磁気モーメントが磁界の方向にわずかにそろう性質で、χは正です。反強磁性は隣り合うモーメントが反平行に秩序化したもので、χはやはり正の小さな値になります。χの符号が負であることが反磁性を見分ける決め手で、超伝導体は χ = −1 の完全反磁性を示します。

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