金属材料と合金
JISの鋼材記号「S45C」が表すものとして正しいものはどれか。
- A引張強さが450 MPa以上の一般構造用圧延鋼材
- B炭素量が約0.45%の機械構造用炭素鋼
- C炭素量が約4.5%の鋳鉄
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正解:B. 炭素量が約0.45%の機械構造用炭素鋼
S45CのSは鋼(Steel)、Cは炭素(Carbon)を表し、間の数字は炭素量の代表値を0.01%単位で示すので、炭素を約0.45%(0.42〜0.48%程度)含む機械構造用炭素鋼です。焼入れ・焼戻しで強度を調整でき、軸や歯車などに広く使われます。一般構造用圧延鋼材のSS400では、数字が炭素量ではなく保証する引張強さ(400 MPa以上)を表すので、引張強さ450 MPa以上の一般構造用圧延鋼材とする選択肢は、この2つの記号の読み方を取り違えています。炭素が2.14%を超えると鋼ではなく鋳鉄の範囲になり、4.5%は数字を0.1%単位と読んだ誤りです。亜共析の範囲では、炭素量が多いほど硬さと強さは上がり、延性と溶接性は下がります。