状態図とてこの規則
液相でも固相でも全組成で溶け合う、全率固溶型の状態図をつくる二元系の代表例はどれか。
- APb-Sn系
- BCu-Ni系
- CFe-C系
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正解:B. Cu-Ni系
CuとNiはどちらもFCC構造で、原子半径の差が約2%と小さく、電気陰性度や価数も近いため、ヒューム・ロザリーの規則を満たして全組成で置換型の固溶体をつくります。状態図は液相線と固相線の2本の曲線で囲まれたレンズ形の2相領域をもつ全率固溶型です。Pb-Sn系は固相での溶解度が限られ、183℃に共晶点をもつ共晶型の代表例です。Fe-C系は炭素が格子間に入る侵入型の固溶で溶解度が小さく、共晶・共析・包晶の各反応を含む複雑な状態図になります。