熱処理と金属材料

TTT線図(恒温変態線図)とCCT線図(連続冷却変態線図)の違いとして正しいものはどれか。

  1. ATTT線図は一定の温度まで急冷して保持したときの変態を、CCT線図は連続的に冷却したときの変態を表す
  2. BTTT線図は連続的に冷却したときの変態を、CCT線図は一定の温度に保持したときの変態を表す
  3. C両者は同じ内容で、縦軸と横軸を入れ替えただけである
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正解:A. TTT線図は一定の温度まで急冷して保持したときの変態を、CCT線図は連続的に冷却したときの変態を表す

TTT線図は、オーステナイト化した鋼を変態が起こらない速さで所定の温度まで急冷し、その温度に保持したときの変態の開始と終了の時間を表したもので、オーステンパーなどの恒温処理の設計に使います。実際の焼入れのように温度が連続的に下がる場合はCCT線図を使い、変態の開始線はTTT線図より長時間側・低温側にずれます。TTT線図を連続冷却、CCT線図を恒温保持とする選択肢は両者の定義を入れ替えています。どちらも縦軸が温度、横軸が時間(対数)の別の線図で、ノーズ(鼻)より速く冷却するとマルテンサイトが得られます。

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