高分子・複合材料

熱硬化性樹脂の特徴として正しいものはどれか。

  1. A加熱すると軟化・溶融し、冷やせば固まるので何度でも成形し直せる
  2. B分子鎖が3次元の網目状に架橋しており、硬化後は加熱しても溶融しない
  3. C分子鎖が直鎖状で架橋がなく、硬化後も溶剤に溶けやすい
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正解:B. 分子鎖が3次元の網目状に架橋しており、硬化後は加熱しても溶融しない

エポキシ樹脂やフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂は、硬化反応で分子鎖どうしが化学結合(架橋)して3次元の網目構造になります。そのため硬化後は加熱しても溶融せず、高温では流動する前に分解します。寸法安定性、耐熱性、耐溶剤性に優れ、半導体の封止材、プリント基板、CFRPの母材などに使われます。加熱で軟化・溶融して何度でも成形し直せるのは、ポリエチレンやPETなどの熱可塑性樹脂の特徴です。熱可塑性樹脂は直鎖状や分岐状の分子鎖で架橋がなく、溶剤に溶けるものも多くあります。熱硬化性樹脂は、リサイクルが難しい点が課題です。

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