生体材料

生体材料の生体適合性の考え方として正しいものはどれか。

  1. A体内で生体と一切反応しない材料だけが、生体適合性をもつ
  2. B特定の用途で、適切な生体の反応を伴いながら、求められる機能を果たせること
  3. C毒性のある元素を含まなければ、どの用途でも生体適合性があるといえる
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正解:B. 特定の用途で、適切な生体の反応を伴いながら、求められる機能を果たせること

生体適合性は、材料そのものに固有の性質ではなく、「特定の用途で、適切な生体の反応を伴いながら機能を果たす能力」と定義されます。人工股関節の骨頭には骨と反応しないアルミナやジルコニアが向きますが、骨の欠損を埋める材料には、骨と結合したり、吸収されて骨に置き換わったりする反応がむしろ求められます。このように望ましい反応は用途で違うので、一切反応しないことは条件ではありません。また、毒性元素を含まなくても、硬すぎて応力遮蔽を起こしたり、摩耗粉が炎症を起こしたり、血液に触れて血栓をつくったりすれば、その用途には適合しません。形や表面の状態、使う場所も含めて評価します。

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