生体材料

歯科用インプラントなどで、純チタンについて言われるオッセオインテグレーションの説明として正しいものはどれか。

  1. A骨とインプラントの表面が線維性の組織を挟まずに直接接し、荷重を伝えられる状態
  2. Bインプラントが体内で徐々に溶けて吸収され、骨芽細胞がつくる新しい骨に置き換わる状態
  3. Cインプラントと骨のすき間を PMMA の骨セメントで埋め、機械的なかみ合いで固定した状態
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正解:A. 骨とインプラントの表面が線維性の組織を挟まずに直接接し、荷重を伝えられる状態

オッセオインテグレーションは、ブローネマルクがチタンで見いだした現象で、生きた骨とインプラントの表面が、線維性の結合組織を挟まずに直接接触し、荷重を伝えられる状態を指します。チタンの表面は厚さ数nmの TiO₂ の不動態皮膜で覆われ、体液の中で安定なので、骨がその表面に沿って形成されます。表面を適度に粗くすると骨がかみ合いやすくなり、固定が早まります。ハイドロキシアパタイトのような化学的な結合とは区別して、主に骨との直接の接触を表す言葉です。体内で吸収されて骨に置き換わるのは β-TCP などの生体吸収性材料の性質で、骨セメントによる固定はセメント固定と呼ばれる別の方法です。

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