材料選択と設計

一般的なガソリン乗用車について、材料の製造から廃棄までのライフサイクルで消費されるエネルギーを段階ごとに比べると、最も大きいのはふつうどの段階か。また、そこから導かれる材料選択の方針として適切なものはどれか。

  1. A材料の製造の段階で、製造エネルギーの小さい材料をできるだけ多く使うことが最も効果的である
  2. B使用(走行)の段階で、車体を軽くして燃料の消費を減らす材料の選択が効果的である
  3. C廃棄の段階で、焼却や埋め立てを減らすことだけを考えればよい
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正解:B. 使用(走行)の段階で、車体を軽くして燃料の消費を減らす材料の選択が効果的である

ライフサイクルアセスメント(LCA)で見ると、ガソリン乗用車ではふつう、走行中の燃料の消費による使用段階のエネルギーが全体の大部分を占めます。そのため、製造時のエネルギーが大きいアルミニウム合金やCFRPでも、車体が軽くなって走行中の燃費がよくなれば、全体では得になることがあります。製造段階が最も大きくなるのは、建材のように使用中にエネルギーを使わない製品などです。廃棄の段階は一般にエネルギーの割合が小さく、そこだけを考えるのは不十分です。どの段階が支配的かは製品によって変わるので、まずそれを見きわめ、その段階を減らす材料を選ぶのが基本です。電気自動車では電池の製造の割合が大きくなるなど、前提によって比率は変わります。

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