ガルバニック腐食とは

がるばにっくふしょく

電位の異なる金属を電解質の中で接触させたとき、卑な金属がアノードとなって腐食が速まる現象。異種金属接触腐食ともいう。

「ガルバニック腐食」は、2分野の2問の練習問題に出てきます(腐食と表面処理, 複合材料など)。

この用語の分野: 腐食と表面処理

ガルバニック腐食の練習問題に挑戦

海水中で、鋼と銅を電気的に接触させて使う。ガルバニック腐食による鋼の損傷が最も激しくなりやすいのはどれか。

  1. A大きな鋼板を、小さな銅のリベットで留めたもの
  2. B大きな銅板を、小さな鋼のリベットで留めたもの
  3. C面積の比によらず、どちらも同じ速さで鋼が腐食する
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正解:B. 大きな銅板を、小さな鋼のリベットで留めたもの

異種金属を接触させると、卑な鋼がアノード、貴な銅がカソードになって鋼の腐食が速まります(ガルバニック腐食)。カソードで還元される酸素の量はカソードの面積にほぼ比例し、アノードで溶ける電流はそれと等しいので、腐食の電流はおもにカソードの面積で決まります。カソードの銅板が大きく、アノードの鋼のリベットが小さいと、大きな電流が小さな面積に集中し、リベットは短期間で激しく腐食します。逆に、大きな鋼板に小さな銅のリベットを使った場合は、腐食の電流が広い鋼の面に分散するので、腐食の速さ(単位面積あたり)は小さくなります。そのため、面積比が影響しないとする選択肢も誤りです。異種金属をつなぐときは、締結部品のほうを貴な金属にするか、絶縁するのが原則です。

解説の中の「ガルバニック腐食」

「ガルバニック腐食」が出てくる問題(2問)

  1. 海水中で、鋼と銅を電気的に接触させて使う。ガルバニック腐食による鋼の損傷が最も激しくなりやすいのはどれか。
  2. 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)とガラス繊維強化プラスチック(GFRP)の比較として正しいものはどれか。

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