マクロ偏析とは
まくろへんせき
鋳塊や鋳片の全体の寸法で生じる組成のむら。液相の流れや結晶の沈降で溶質が長い距離を運ばれてでき、熱処理ではほとんど消えない。
「マクロ偏析」は、1分野の1問の練習問題に出てきます(凝固と鋳造組織など)。
この用語の分野: 凝固と鋳造組織
まくろへんせき
鋳塊や鋳片の全体の寸法で生じる組成のむら。液相の流れや結晶の沈降で溶質が長い距離を運ばれてでき、熱処理ではほとんど消えない。
「マクロ偏析」は、1分野の1問の練習問題に出てきます(凝固と鋳造組織など)。
この用語の分野: 凝固と鋳造組織
正解:C. ミクロ偏析は濃度のむらの距離が短いので均質化焼なましで減らせるが、マクロ偏析は液相の流れなどで溶質が長い距離を運ばれたもので、熱処理ではほとんど消えない
ミクロ偏析は、k < 1 の溶質がデンドライトの芯で薄く樹間で濃くなる濃度のむらで、その寸法はアーム間隔の数十µm程度です。拡散距離 √(Dt) がその半分程度になれば濃度がならされるので、高温で保持する均質化焼なましで減らせます。マクロ偏析は、凝固収縮による樹間の液の吸い込み、密度差による対流、結晶の沈降などで、濃くなった液相が数cm〜数mの距離を動いてできます。連続鋳造の鋳片の中心偏析が代表例で、拡散で戻すには距離が大きすぎるので、凝固末期の軽圧下や電磁攪拌など、凝固のうちに対策します。原因と熱処理での除きやすさを入れ替えたり、両者を同じ仕組みとしたりする選択肢は誤りです。
マクロ偏析は、凝固収縮による樹間の液の吸い込み、密度差による対流、結晶の沈降などで、濃くなった液相が数cm〜数mの距離を動いてできます。
鋳物や鋳塊の偏析には、デンドライトの枝の間の寸法で起こるミクロ偏析と、鋳塊の全体の寸法で起こるマクロ偏析がある。両者の…